一言で言えば、人による、としか言えません。
自分はここ6年ほど朝食を抜いた生活を送っておりますが、病にかかったことは全くありません。比較的健康体であるので、一ケースでしかありませんが、僕のような健康体にとって朝食を抜くことはさほど悪いことではありません。ここで、朝食を抜きにするメリットとデメリットをはっきりさせて、自分がどちらの方が良いかはっきりさせた方がいいかもしれません。
メリット
一般的に知られる朝食抜きの効果としては、カロリー制限によりサーチュイン遺伝子が活性化するアンチエイジング、消化器官による朝食の消化作業が排泄にリソースを割けるため、デトックス効果が期待できるなどといったことが挙げられます。歯に挟まるものも少なくなるため、歯磨きにかかる負担も少ないといっていいでしょう。歯磨きは流石にしなければ健康的とは言えませんが。
金銭面で言えば、朝食代がかからないといったことも挙げられますね。
デメリット
代謝が落ちて脂肪を溜めやすくなり太る、病気に対する免疫力が下がったりするなどといった。デメリットもあります。
特に男性であれば、高血圧や糖尿病になり、EDになる原因にもなります。また、歯にも悪影響があるとのことです。
人間は、朝食を抜くことで唾液の分泌量、質を変えてしまうため、虫歯になりやすいも言われております。正直なことを言ってしまえば、私にも歯にそう言った覚えはあります。
この6年間で歯医者に行ったのは2年おきに2か月ほど、これは朝食を抜いた結果につながると思われます。
最後に朝食を食べるメリットとデメリットもはっきりさせておきましょう。
メリット
朝食を食べなければという義務感が生じ、早起きしやすくなる、生活リズムが整えられる、ブドウ糖の摂取により脳が働くようになる、体温が上昇し血液のめぐりが良くなり免疫力が高まる、朝食により胃腸が刺激され排便が活発になるといったものが挙げられます。
デメリット
朝食後の運動が苦痛になる、朝食に取られる時間ができる、朝食を食べることによるストレスが溜まるなどが考えられます。朝食をとるとは言っても、とりたくないときはとことん取りたくないものですから、無理やり取ったときのストレスで自分は吐きそうになった経験があるので参考までにどうぞ。
金銭面でも朝食代がかかるといったデメリットも挙げられます。
ですが、朝食にそう量は必要ないので100円~200円程度に収めれば大したものではないと思われます。結論を言えば、人それぞれの判断による、としか言えないです。
そのデメリットを受け入れて、メリットを有効にする、二者択一ではありますが、それは人という生物である限り仕方のないことです。
どちらのデメリットを許容できるのなら経験してみるのも手です。
習慣的におこなっていけば目に見えたり、感じたりもするでしょう。インプットするのが苦であるか楽であるか、それもまた人によります。
個体差というのは人間でも通じる概念です。
他生物を観察するように、我々自身も自身を経過観察しなければなりません。そういって、己が健康体かどうかを確かめなければいけないのです。
どうしても不安なら、病院へ行くか、会社、学校の健康診断で判断するのが良いでしょう。BMIから自分は適切な身長、体重だ、と思うのなら今のままの生活を続けていけば良し、自分は太っている、痩せている、と思うのなら生活を変えてみるのが良いのではないでしょうか?自分をよく知っているのは、紛れもなく自分自身なのです。
自分を健康的にしていくには自分で決断する行動力が必要なのです。一般的に挙げられた中から、自分の体と心と相談して食生活を決定することが無難であると、私はそう思います。